緊急事態宣言も明けたので、今夜は久しぶりに友人と待ち合わせての往訪だが、奥に卑猥さんの席が3席用意されており、一番手前には大王が来る予感がする緊急事態中も緊急事態が明けても変わらぬ風景である。
さて、今夜は雀の絵である。私の知人が、とあるお寿司やさんに飾る額縁の揮毫を頼まれ、”破顔一笑”とかいろいろ思案しているとのことだが、そこから寿司竜の絵など装飾品についても何らかの意味や思い入れがあるのだろうと思い、まずはトイレに飾ってある雀の絵について聞いてみると、いわれははっきりしないが、意味は”雀は人を呼ぶ”とのことで商売繁盛につながるものとのこと。なるほど、これまで何気なく見てきた絵にもその場にふさわしい意味や、贈り主の思いがあるのである。ありがたいものである。
しかし、その絵の御利益はどうか。ここ寿司竜に集まるのは白蟻ばかりで、なかなか贈り主の思い通りにはならない世の中である。