寿司竜日記 2022年10月25日(火)晴れ 寿司竜一代記①

今夜も植木剪定授業の帰り5時過ぎの往訪だ。引きずりさんは昨日来店したので今日は居らず一番乗りである。誰にも邪魔されずにマスターを独占できて嬉しい(涙)。

(私)「我々ぐらいの歳になると、両親の介護のことが大変ですよね。父母のどちらが残るかでも大変で、うちなんかは女房が残って欲しいって言ってた(義理の)母が先に亡くなって、(義理の)父が残ったんで大変ですよ。良い人が先に亡くなるもんですよね。寿司竜家ではお嬢さんから見てどちらが良い人か解りませんが・・・。」と言うと、奥から係の者が「うちは私が先に逝きますよ。あの人はなかなか●にませんよ!」と言うと、マスターが「良い人が先に●ぬなら、うちは一緒だな!」

なるほど、この夫婦にはどちらかが良いも悪いも無いのである。マスターは係の者が大好きで片時も離したくないのだ。死ぬときは一緒だとの気持ちなのだな。素晴らしい(涙)。この愛情がこのお店を支えているのだ(涙涙涙)。

二人はラブラブということが解ったとことろで、このマスターの一代記を記録しようと思う。本人はなかなか語らないので、断片的になるが少しづつ記録していこう。

【寿司竜のマスター:本名OY】

『昭和28年茨城県古河市に生まれる。父は埼玉県熊谷生まれ、母は古河生まれ、父の父は川魚漁師、母の父は鉄工所経営。二人兄弟の次男。父は鮒の甘露煮で一時期景気が良かったが、マスターはその恩恵にあずからず、豊かな暮らしをした実感は無い。兄は画が好きで、画家志望、マスターはハイセイコーを見て競馬が好きになり、競馬をやるために上京(15歳上京説と、18歳上京説があるが、現時点では不明)。』

まずはここまでである。どのような家庭に育ったのか、子供の頃はどういう少年だったのかはこれからだが、言えるのはマスターの競馬好きは古河時代からのもので、50年以上のキャリアがあり人生そのものであることが解った。お店のお客さんの影響で競馬を始めたのでは無いのだ。

でも「そんなに競馬好きなら何故騎手にならなかったのか」と聞くと、「騎手になったら馬券が買えないでしょ」となるほどである。本当にファンとして競馬を楽しみたいのだ。一貫して筋が通っている。

この辺まで聞いたところで、ボクシングに超詳しい方や、Wさんがお見えになり、マスターも係の者も忙しく、一代記に関する情報収集は次回以降となる。引きずりさんに習って最期にかんぴょう巻きをいただき辞去する寿司竜である。

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