寿司竜日記 2023年8月5日(土)晴れ 愛情に包まれるひととき

今日は寿司竜シロアリ会の暑気払いである。悶ちゃん、卑猥さん、Wさん、Hさん、超絶美人さん、そして大王らが居並ぶ一番手前の末席に着座。開始時間を1時間ほど遅れての到着だったので、すでに皆さん楽しげに盛り上がっている。

今日の大王はご機嫌である。超絶美人さんのお隣ということもあるが、実は愛人が一緒なのである。愛人の席はHさんと超絶美人さんの間なので、直接隣で語り合っているわけでは無いが、気持ちは通じている。家の合鍵はもちろんのこと、心の合鍵まで渡しているという。こんな幸せな大王は最近見たことが無い。

今日はそんな大王との会話である。

(当方)「先日のボクシングのクロフォードの試合見ましたか?やっぱり強いんですね。」

(大王)「相手も無敗で強敵だったんですけど、全然相手にしませんでしたね。井上尚弥も強いけど、選手層の厚い階級での4団体統一なんで価値がありますよ」

(当方)「話は変わりますけど、史上最高の漫画家は誰だと思います?」

(大王)「それは何とっても手塚治虫ですよ。間違いありません。鉄腕アトムやジャングル大帝で一世を風靡した後、劇画に押されて低迷していた時期もあったんですけど、ブラック・ジャックで復活しましたね。本当にすばらしいですよ。彼が記者に”執筆に忙しいと思いますがいつも何時間ぐらい寝ているんですか?”と聞かれて”3時間”と答えたんですが、これは1日じゃないですよ。一週間ですよ、しかもずっとですからね!」と興奮気味に語る。

シロアリは一日12時間ぐらいは寝ているし、起きているときも寝ているようなものからすると本当に凄い。

(大王)「さらに知ってます?やっぱり記者に”手塚さんの幸せって何ですか?”と聞かれて、”そうですね、読者の幸せですね”と答えたんですよ。泣けると思いません?」

確かに泣けるが、それを聞いて思い出した。

”そこに板前”のことである。本来お休みの日に、シロアリを集めて、破格の値段で暑気払いをセットとは凄いことである。”そこに板前”に「マスターの幸せって何ですか」と問うと、「そうですね・・・・、シロアリの幸せですね!」と答えるであろう。

そんな、そこに板前(と係の者)の愛情に包まれた、暑い暑い夏の一日である。

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