寿司竜日記 2020年6月16日(火)晴れ

今夜は6時ごろの往訪であるが、奥の方に数人分の予約席が用意されている。カブトムシには今一歩ではあるがシロアリ軍団では上位格のカナブンイケメンと呼ばれている北●さんを中心にHさんWさんそして暴走族に造詣の深い方を含むいつもの顔ぶれの席とのことである。自粛明けにふさわしいなかなか豪華な顔ぶれだ。

そして摘みは、いつもと違い豊洲の仕入れ先推奨のマグロ漬けの炙りであるが、これがなかなか旨い。ミシュラン一つ星の不動前岩●にも負けず劣らずの逸品であるが、自粛明けの豪華なメンバーにふさわしい摘みという計らいか、マスターのやさしさが窺える。

ここで、この「摘み」が問題である。そのミシュラン一つ星の岩●の紹介動画で出てきた文字であるが、実は恥ずかしながら読みが分からなかった。

「つみ?」か?

調べてようやくわかった。今どきはググればすぐわかるが、「つまみ」であった。つまみという言葉は昔から使っているのに漢字でどう書くのかは全く考えたことがなかったが、そこはさすがにミシュラン一つ星、言葉の表示一つとっても教養も試されるということであろう。動画に示される文字も知性と教養そして気品があるのである。

他方、ここ寿司竜では、難しい漢字は要らない。画数は多いが「競馬」という文字を知っていれば、あとは大体カタカナで事足りる。

知性も教養もそして気品もいらない、緩み切ることができる楽園である。

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