寿司竜日記　2020年6月27日（土）晴れ

本日は、コロナの為実施できないでいたシロアリ軍団の大宴会の半年ぶりの開催ということで、一番手前のあの伝説のシロアリ大王から一番奥の超絶の方々まで、午後1時に（若干席間の距離をおきつつ）結集である。この間、幾多の苦難を乗り越え、コロナにも感染せず、無事にいつものそうそうたる顔ぶれがＨさんを中心に集い、コロナ何するものぞ！と奇声（気勢）を上げるのである。

しかし、この自粛期間中知的には何ら進歩せず、崇高な話題はまったくない。それどころか、むしろ退化している。前回はHさんの感が冴え、最終的に配当金が残り、某サロン計画へ出資金として贈呈されたものであるが、今回はそのサロン計画断念の為返戻された出資金も併せてなすすべもなくＪＲＡへの寄付と化し、Ｈさんのいつものような「惜しい！」の声も出ない状況である。

それでも、あっという間に楽しい時間は過ぎてゆく。以前は当たり前だったが、今となってはなつかしい何気ない日常の時間である。

この懐かしい日常を求めて、今日は夜の部も入っているとのことだ。マスターと係りの者は大変であろうが、いつまでもこの日常を絶やすことなく元気でいてほしいと願いつつ、まだ明るい日銀通りを帰路につくのである。